木耐博士N
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補強設計に使える 補強プランの自動生成とは?
使用する壁補強部材を設定するだけで、あとはプログラムが一般的な補強ロジックに合わせて、目線の点数まで適切な補強プランを自動生成します。屋根の軽量化や接合部の改善など個別の条件を加えることも可能です。
補強プラン生成は在来軸組平屋及び2階建の建物に対して、以下の内容に従って処理されます。
※本機能は日本建築防災協会のプログラム評価対象外となります。使用時には必ず診断者がご確認下さい。
●補強オプション
補強オプションは壁補強よりも優先されます。
A. 基礎改善:建物情報の基礎仕様と耐力壁毎に設定された基礎U、VをTに変更します。
B. 劣化度改善:劣化度係数チェックシートの劣化点数を0.9に変更します。
(劣化度が0.9以上の場合には変更されません)
C. 屋根の軽量化:建物情報の建物の重さが重い屋根→軽い屋根、非常に重い屋根→重い屋根または軽い屋根に変更します。
D. 下屋優先:開口部の耐力壁化より、下屋部分の補強を優先します。
●壁補強
低減前の壁量を設定された目標値にします。
(1) 建物外周の出隅の両側が開口のとき、偏心率の悪い方に耐力壁を1P分追加。
(2) 外部(筋かい無しの壁 剛心から遠い順 → 筋かい有りの壁 剛心から遠い順)。
(3) 内部(筋かい無しの壁 剛心から遠い順 → 筋かい有りの壁 剛心から遠い順)。
(4) ここまで補強しても目標評点に届かない場合、壁基準耐力を10kNにして上記の順で上げる。
(5) 下屋優先のとき:(1)〜(4)の手順で下屋下の壁を上げる。
(6) 雨戸を補強。
(7) 外部開口部:部屋に一つ開口を残す。2Pを超える窓を2Pとして残りを耐力壁として新設する。これで目標値に達成できないときは、その旨と現在の上部構造評点を表示する。
●接合部補強
(1) 外周部の出隅(2階のある1階の出隅、1階外周の最小最大矩形の四隅で1階部分)に付ける。
(2) 接合部金物の間隔が5間以上あるとき、1/4エリアで区切った中央1/2のエリアで耐力壁の倍率差の大きい柱に付ける。
(3) 壁補強した柱の両端。
※表記 ・現状から変更された耐力壁:変更:○印が表現されます。
・補強不可壁:白抜き矩形+斜線が表現されます。
・現状に追加した柱:ホールダウン金物の仕様と大きなサイズの柱で表現されます。
・現状から変更された柱:ホールダウン金物の仕様と柱が塗り潰されます(変更)。
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